学問の小部屋

ここは学問の黒板です。

鼻の手術4

手術から一月半ほど経ち、前回の検診から一か月後の検診のために拠点病院へ通院した。
前回から変わりがない(悪くもないし、わずかに痛みが残ると感じる)を伝えたところ、現在の時間経過で痛みを訴える人は少ない、まだ傷が塞がっていないといったことはないというコメントがドクターからあり、ファイバースコピーの結果も良好であったことから、これにて拠点病院への通院は終了となった。
抗生物質などの薬は一か月分処方された。

今後は近くの耳鼻科クリニックで一か月ごとの検診を受ける予定である。
鼻の痛みといってもわずかであり、今までよりも鼻の通りがよくなったことで外気の刺激を受けやすくなったことが原因の可能性もあるので、今後は万が一に備えて経過観察となる。
来春の花粉症の時期に鼻づまりはかなり軽減されるはずであるから、そのころにまた経過を記す予定である。

振り返ってみると、生活が辛いのは術後一週間の間のみであり、その後は多少出血があった程度で特に生活に影響もなかった。
特に鼻中隔の曲がりがひどい者にとっては、QOLが格段によくなる手術であるので、鼻の形が固まる20〜25歳以降ならば、曲がりが発覚した際には積極的に手術を受けた方が、その後の生活には大きなメリットが得られると感じる。

鼻の手術 3

抜糸してから二週間が経過した。
徐々に痛みは軽減しており、鼻の頭を押さえつけられるような痛みは抜けてきたと感じる。しかしまたヒリヒリとした痛みが残り、鼻をかんだときには空気が抜けきらない。鼻の入り口付近の粘膜の腫れが残っているようで、完治するにはまだ時間がかかりそうである。
二週間後検診の結果がよければ中央の病院からクリニックに移管できるようであったが、次回のさらに一か月後検診を受けてからに延期となった。
なお鼻腔はしっかり空いており、手術は成功しているようであった。

日々の生活にほぼ影響はないとはいえ、痛みがジリジリと残っており、当初の予想よりは治癒に時間がかかるようである。
次回は、一か月後の検診の結果を記述する。

やる気の問題

「人はむなしく業績がすべて」
kazimaは今年度上半期の第二種電気工事士試験に合格した。これでいざというときの自宅の電気工事にも対応可能となった。
数年前から何度か申し込みをしては筆記試験を受けなかったり、実技の練習をまともにできなかったりと、試験の難易度と比較して時間がかかってしまったが、今年の上半期に筆記、実技ともにストレートで合格した。
電気系の国家資格は、電気通信主任技術者(伝送交換)、工事担任者AI・DD総合種、技術士一次試験(電気電子部門)といくつかすでに取得していたので、筆記試験は電気工学よりも電気工事特有の記号や複線図を理解するのが中心になったが、実地に即した免許もカバーできたのは一安心である。
これで挑戦すべき電気系の免許は、電気主任技術者(電検)のみが残っている。来年は電検を受けることを検討しよう。

鼻の手術3

手術後の抜糸してから一週間ほど経過したので以下を記す。
鼻中隔を固定するシリコンプレートは糸で縫い付けあるので、抜糸のタイミングで取り去り、その他鼻に詰めていたガーゼもすべて取り去った。
しかし、外からは見えないが術後の腫れが残っており、また鼻の中の容積が変わったことで自分の声が鼻で共鳴したように聞こえる。一週間ほどしてもヒリヒリ感が残るので、鼻に力を入れないようにしゃべると、従来よりも低くのんびりした調子に聞こえるようになる。
抜糸後は痛みの出方が日によって変わり、切開した部分がヒリヒリと痛い感じがするときや、鼻の中心の軟骨がズキズキと痛むときなど一定にならなかった。一週間経ってもまだ鼻の頭の軟骨を指で押さえられない程度には痛みが残っている(まだまだ治りきっておらず押さえてはいけない)ので、術後一か月ほどはあまり無理しないように考える必要がありそうである。
次回は、術後1か月を目安に結果を記述する。

鼻の手術 2

本稿では手術翌日以降について述べる。
そもそも副鼻腔の痛みは手術直後からないが、鼻中隔を削った影響は痛みに直結する。それ以上にガーゼが詰め込まれている圧迫感が大きく、鼻呼吸できないこともありズキズキと頭痛を感じた。
しかし、口の中から大きく切開して患部にアクセスする過去の手術法と比べれば苦痛は格段に少なく、患者にとってはずいぶんと楽になったと考えるべきであろう。

手術翌日

手術翌日は朝から食事が始まり、お粥の病院食が出たが、鼻が使えないことでほとんど匂いはわからず、味を感じない。(何を食べても血の味がするといった報告もあるようだが、そもそも嗅覚がないのにどうやってまともな味を感じ取ったのか不明である。)
息を止めながら食べるのは難しいと思いきや、意外と食事はスムースに進められたが、飲み込むときに空気が鼻にまったく抜けないので、少々苦労した。
翌日はまだまだ出血が収まらず、血痰を何度も吐き出す時期が続いた。血痰を吐き出すときは、鼻に空気が抜けないのでガラガラうがいができず、喉に空気を絡めて出す方法(カーッ!と力を入れる)をとる。痛みはあまりないが圧迫感による頭痛は残り、なかなか落ち着かないが、手術直後と考えればよほど落ち着いていたと感じる。
翌朝はお粥の病院食であったが、昼食以降は普通食が出て、食事にはすぐに慣れるが鼻の圧迫感には慣れることがない。出血が収まってきたら、綿球の交換よりも喉の血痰を出すことに集中して、こまめに吐き出すようにする。洗面所で水を使った方が、ティッシュに吐き出すよりもすっきりできる。

退院

手術から三日経過して、診察を経て午前中に退院した。残念ながらガーゼは取り去られず、鼻はほとんど詰まったままである。退院の際はまだ綿球を詰める必要があり、夏場でもマスクが必要であった。退院してから3日ほどは綿球を詰める生活が続くので、なかなか外出するのは難しかった。
退院から三日もすると綿球をしなくても出血は気にならなくなるが、綿球を入れていた方が乾燥を防げる。

抜糸

手術日から一週間後に、鼻の中に縫い付けてあるシリコンプレートを抜き取り、抜糸した。一般に抜糸は手術の一週間後とされる。抜糸の際は麻酔をするので痛みはなく、奥のガーゼも吸い出してもらいようやく鼻が通るようになった。ただし、鼻の中の腫れは残っているので、まだ格段に鼻が通るわけではないが、今まで明らかに通っていなかった左の鼻に空気が通るようになり、左右の差がなくなったように感じた。まだしっかり鼻から息を吸い込めるような状況ではないが、明らかに手術前との違いは感じ取れた。

抜糸後の生活については、次回記述する。

鼻の手術 1

kazimaは現在、慢性副鼻腔炎蓄膿症)の治療のために手術を含めた治療中である。
kazimaの蓄膿症が発覚したのは、花粉症の治療のために耳鼻科に行った際に鼻中隔湾曲症を指摘され、鼻中隔湾曲症の状態を見るために頭部CT画像を取ったときである。蓄膿症の手術といっても、実際には鼻中隔湾曲症、肥厚性鼻炎、慢性副鼻腔炎の三つを一度に治療する手術を受けた。鼻中隔の湾曲は10年も前に把握していたが、耳鼻科医が診察して「ひどい曲がり」と評するレベルと知ったのは、内視鏡とCTで曲がりを直視してからであった。左の鼻の奥がほとんど空いておらずもともと詰まりやすい状況ではあったが、今年の花粉症の時期に睡眠中に鼻詰まりがひどくなりすぎ、酸欠が原因とおぼしき頭痛が出たのが、手術を受けようと決意したきっかけである。
蓄膿の手術レポートはネット上に散見されるが、その治療方法は患部のの状態、ドクターの処方によって変わるので、一概にどのレポートを参考にすればよいというものはない。ただ、最新の手術に対して患者自身ができること、処方の意味合いについて記すことで、これから手術を受ける読者の苦痛緩和、ストレス低減の一助となれば喜ばしい。本稿では、自分自身の体験を踏まえて、やっておいた方がよいことを時系列順に記していく。

入院前

まず自宅の部屋の掃除をしよう。清掃はストレス発散となり、また退院後に自宅で過ごすときに吸い込むハウスダストを低減する。
蓄膿の手術は、外科的手術の中ではかなり軽い部類に入るので、人によって全身麻酔に対して身構える以外にはそれほどの準備はいらず、付き添いの家族のスケジュールなどをしっかり決めておけば、それほどやることはない。
着替えやタオルなどは、入院中に購入するなどでなんとでもなるので、むしろ身体を清潔に保つことに注意する方がよい。術後生活では鼻に綿球を詰めてしばらく過ごす必要があるので、外に出る際はマスクをすることになる。清潔の観点からも、散髪をしておくとよい。退院後数週間は、外でマスクを外せないからである。
また、健康保険組合に連絡して、医療費の限度額適用認定証を取得するのを忘れないようにする。術中

入院日(手術前日)

日帰り手術を選択するのでなければ、蓄膿の手術は全身麻酔を要するので、前日に入院して麻酔科医の説明を聞き、麻酔同意書にサインをする必要がある。前日は自由に院内を動き回れるので、病棟のレイアウトやトイレ、食堂、売店、ATM、ナースステーションなどの位置をしっかり把握しておくとよい。
手術前日は最も身体が元気な日であるから、病床の環境を整えることと、睡眠をしっかりとることに集中するとよい。術中の嘔吐を防げるよう、手術日の朝あるいは前日夜から絶食になるが、経口補水液(OS-1)を購入して、成人ならば500mlを3本まで飲んでおくように指示を受ける。これには、脱水症状を防ぐ重要な意味があるので、できるだけすべて飲み切れるようにする。OS-1の味は、ポカリスエットを倍に薄めたような感じである。

手術日朝〜手術

蓄膿手術は部分麻酔による日帰りを選択できる場合もあるが、kazimaが受けたような規模が大きい施術の場合は全身麻酔となり、合計一週間ほど入院するのが一般的のようである。
可能であれば、朝のうちに病院内でシャワーを浴びて可能な限り身体を清潔にしておこう。(当日のシャワーが許可されないときは、前日のシャワーのあとなるべく汗をかかないようにする)必要があれば直前にトイレに行くように指示される。
手術直前は不安により緊張するが、全身麻酔に対しては抵抗しようもないので、深呼吸して力を抜く。kazimaの場合は、全身麻酔と筋弛緩剤の処方により全身が痺れる感じがしてすぐに意識がなくなるので、手術中の記憶はない。
手術中は、筋弛緩剤の影響により自発呼吸がなくなるので、人工呼吸器を挿管する。気管にチューブが入ると聞くと起きた途端吐き気を催すようにも感じるが、実際には麻酔の影響によりぼんやり意識を回復した段階でチューブを抜かれても、特に吐き気はなかった。抜管直後は声がかすれてうまく喋れないことが多いようである。酸素マスクをつけた状態で目が覚めるが、意識を回復した直後はかなり喉に唾液がたまるので、まずそれを吐き出させてもらった。

手術日夜

点滴と酸素マスクをつけたまま病床に運ばれるが、手術直後は最も麻酔が効いているので、鼻の痛みはない。この段階では、止血と麻酔のために鼻にガーゼがぎゅうぎゅうに詰められているので、鼻呼吸ができずかなりの圧迫感がある。口呼吸をするにも、止血しきれなかった血が喉の方に垂れてきて血痰として溜まるので、数分に一回は酸素マスクを外して吐き出す必要がある。このとき、血痰を飲み込んでしまうと余計気分が悪くなるので、付き添いの介助者に血痰をティッシュに吐き出すのを手伝ってもらうようにする。両手は動くが、起き上がって自分でティッシュを取れるほどの余裕はないので、介助者は必須である。このときのために、新品のティッシュを2箱と濡れタオルを用意しておく。
また、尿管カテーテルも入ったまま病床に戻ることになり、術後1時間ほどしてから抜管する。管が入っているとそれだけで尿意があり気持ち悪いが、これは仕方ないようである。術後発熱がある中で尿意があるときわめて不快であるが、この一時間を乗り切るとそのあとはかなり楽である。カテーテルを抜くときは先端の皮膚に擦過傷がつくのか多少の痛みがある。その後数回の排尿において、尿道から空気がぶくぶくと出たり、痛みが生じるが、鼻呼吸ができないストレスに比べると大したことはない。排尿時の痛みは翌日には収まった。
術後一時間を経過すると、麻酔が切れてくることで、鼻全体が腫れ上がりジンジンといった痛みが生じてくる。ナースコールで痛み止めを依頼すると点滴で入れてくれるが、点滴の痛み止めはすべて落ち切って錠剤一個分と同じ効果と考えるべきなので、ひどく痛み始めてから入れ始めると効果が出るのが遅い。よって、なんとなく痛みが出てきたかと感じ始めたくらいのタイミングで依頼するとよい。幸いにして、kazimaの場合はこのときの痛み止めのあとは、特に痛み止めを処方しなくても十分耐えられたので、その後痛み止めは使用しなかった。
当日の夜は鼻から喉に出血が垂れてくるので、可能ならばベッドの上側を少し持ち上げて頭が上がるようにした方が楽になる。

痛みが安定してくると、今度は尿意が強くなってくる。一般に鼻が使えない以外の身体は元気なので、点滴を押しながら自力でトイレに行くことになったが、不安なときはナースコールで介助をお願いする。
手術日の夜は、鼻呼吸できないことで口内が乾燥してそうそう眠れるものでもないので、うつらうつらとしながら一時間に一度は起き、血痰を吐いてトイレに行くのを繰り返した。

手術翌日以降については、次回の記事で記述する。

立体音響

立体音響、サラウンド技術は古くから研究されてきたテーマであり、ごく簡単な仕組みから超大規模なものまで様々なアプローチがある。

簡易サラウンド

L信号とR信号の差をとり元信号に付加すると、意外なほど音場が広がる効果がある。実は組み込み機器のエフェクトとして入っている「サラウンド」機能は、未だにこの程度の処理が主流である。

トランスオーラル再生

普通室でのステレオスピーカによる再生は、Lチャンネルスピーカの再生音が右耳にも入り、Rチャンネルスピーカの再生音は左耳に入る、いわゆるLRクロストークが発生する。LRスピーカからそれぞれ耳に至るまでの伝達関数が判明すれば、伝達関数連立方程式を解くことによりLRクロストークをキャンセルでき、LRのセパレーションが完全な優れた音場が形成される。これをトランスオーラル再生という。ステレオ再生においては究極の方法のようにも感じられるが、実際に適用するには視聴位置を完全に固定しないと計算が崩れてしまい、一般家庭では意図通りの再生ができない。椅子が固定されているなど、視聴位置を限定できるときに効果を発揮する。

マルチチャンネル再生

5.1chや7.1chなどと音源数を増やすことで音場を形成する手法であり、最も一般的な意味での「サラウンド」である。平面内に分布させる5.1chなどの数は、直感と現実に用意できるチャンネル数で決まっており、物理的な意味はない。しかし、NHK技研の研究によればマルチチャンネル再生は6chを下回ると急激に立体感が落ち込むという結果が出ており、結果的に5.1ch、7.1chといった数は妥当である。
市販の映画ソフトなどは、音源を製作する段階でマルチチャンネルスピーカでの聞こえ方をテストしており、サラウンド信号の再生とはその作り込みを味わう行為と言える。各チャンネルスピーカからの到達時間や特性を畳み込むことで、ステレオ音声から疑似的にサラウンド信号を作り出すドルビープロロジックなどの手法も存在する。なお、市販ソフトの5.1chや7.1ch音源は、あくまで二次元平面内(前後左右方向)であり、正確には立体音場とはいえない。NHKスーパーハイビジョン規格における22.2chサラウンドは、上下方向の情報が入っているので立体音場と呼んでもよい。

バイノーラル再生

ダミーヘッドや人間が耳に装着したマイクを使用し、収録段階でHRTFを畳み込んだ信号をヘッドホンで再生する方法をバイノーラル再生という。他の手法よりもリアルな立体的な音場が得られるが、通常のHRTFの議論と同じく、収録条件と再生条件の頭の形が同じでないと、やはり誤差が生じて前方定位が得られず、不完全な結果になる。

境界要素法による音場再現

大量のマイク、スピーカを使用し、収録側の伝達関数、再生側の伝達関数を計測して逆特性で補正しつつ、境界要素法という手法で受聴者のまわりの音場を計算して再現する方法が試みられている(「音響樽」など)が、高周波の完全な再現は難しく実際に再現できているのは2kHz程度までである。きわめて大掛かりな設備が必要なので、人間国宝の演奏の収録と再現など、適用範囲はきわめて限定される。

各チャンネルに必要な帯域

最も普及しているサラウンド手法のマルチチャンネル再生において、各チャンネルの信号の帯域を調査した。DVD「ハウルの動く城」5.1ch信号を先頭から30分間録音し、FFTアナライザのピークホールド機能で結果を表示した。計測時期が2007年頃と古いので簡易な手法を用いたが、現在ならスペクトログラムで時間周波数解析をするべきである。

フロント2ch(LR)


マルチチャンネル再生においても、最も重要なのはフロントのLR2chスピーカである。30分間のスペクトラムをリアルタイムで観測したところ、広い範囲にパワースペクトルが分布する機会は多かった。

センタースピーカ(C)


センタースピーカは、主に画面中央に位置する登場人物の台詞を担当することが多く、50Hz以下のような低周波再生は頻繁には必要ではない。センタースピーカの理想位置には一般にテレビやスクリーンなどのディスプレイがあるので、ディスプレイの上や下、あるいはセンター信号をLRに分けた合成センターといった配置となる。プロジェクターとサウンドスクリーンを使用し、スクリーンの裏側の正面に配置できれば理想的であるが、そこまで実行することは少ない。ヤマハTLFスピーカのようにスクリーンを静電型スピーカと一体化させることが可能であるが、テレビが正面にある場合はそのような手が使えないので、LR合成配置か下部スピーカの指向性補正が次善解となる。

リアスピーカー(LrRr)


リア用信号も帯域はフルレンジであったが、リアスピーカはフロントに比べて相対的に音量が小さく、また音量が上がる頻度も小さい。リア信号は臨場感を高める上では重要であるが、同時にあまり音量を上げられない事情がある。人間には後ろからの物音には警戒する危険察知の本能があるので、後ろから大きな音がする音源はリラックスして視聴するのが難しく、市販のソフトもそのような作り込みを無意識に避ける傾向が見受けられる。

サブウーファー(Lfe)


今回の結果では150Hzまでの信号が入っていた。サラウンド信号を余すところなく再生するには、150Hz程度までの再生が必要と解釈できる。サブウーファから150Hzまで出すと音像定位への影響が無視できないので、サブウーファはディスプレイの中心下部に配置するのが望ましい。ステレオ再生用に2.1chを用意すると、サブウーファの帯域を50Hz程度以下に絞ることが多く、サラウンド用との切り替えは面倒である。サラウンド専用にもサブウーファを用意すればそのような面倒はないが、そもそもフロント2chスピーカに十分な再生帯域があればサブウーファは1台で収まる。