2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧
スピーカーを鳴らすために必要な電流を増幅する装置をパワーアンプと呼ぶ。本ページでは、電力増幅、またスピーカを負荷とする際に特有の問題について述べる。 現代のパワーアンプの周波数特性は、可聴域を十分にカバーしており、本来周波数帯域が不足するこ…
かつてオーディオ機器を含めた電機機器はすべてアナログ製品であり、アナログ電子回路技術は非常に重要なファクターであった。 ディジタル信号処理の黎明期には、信号全体をディジタル処理するほどのパワーがなく、表示系やカウンタなどの一部の機能にしか使…
音声信号処理の中で、最もオーディオ再生において使用されるのがEQ(イコライザ)である。 主に周波数-振幅特性を補正する機器、機能として使用されるが、もともとはEqualizerという名前の通り、直訳して"等化器"の意味である。オーディオ用途だけでなく、無線…
かつて音楽再生の主流であったCDプレーヤは主役の座を降り、すでにディスク再生よりもポータブル、ストリーミング再生の方が主流となった。市民の関心もオーディオより映像、ネットコンテンツに移った。過去にはオーディオ業界が先導したニセ科学的な謳い文…
この一連の記事では、AV(オーディオ・ヴィジュアル)研究について述べる。 kazimaは大学で基礎物理学を専攻し、かつて組み込み音声信号処理のプロとして活動しており、現在も大学で音響物理学を研究する立場である。基礎物理学徒として、音響物理学徒として…