学問の小部屋

ここは学問の黒板です。

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

科学の宗教性

科学と宗教とは相容れないものとして考えられがちなものである。しかし今回は、科学(ここでは自然科学)には宗教性があることを指摘する。(実は今回の議論はだいぶ前にやったことがあり、明文化していなかっただけである) 宗教の特徴とは、何か疑いの余地…

布団のメンテナンス

一般的に布団は干して柔らかさを維持すると考えられており、それ以外の処置は表面のカバーを取り替えるくらいのことしかしない。しかし、これだけでは根本的に解決できないことがある。 布団を干すのは内部の繊維に染みとおった水分を天日に晒して蒸発させ、…

直視モニタの行末

鹿島勇は現在テレビを作っている。しかし、もちろん現場の話は書くわけにはいかない。 今回は現場でやっていることではなく、少し未来のお話。 現在家電量販店などで3D対応TVが出始めており、それなりに話題になっている(売れているかはともかく) 3Dとは言…

いい人とは何か

世の中には「いい人」と呼ばれる人がいる。今回はこのような人の一体何がいいのかについて考える。 いい人といえば人柄がいい人、親切な人、優しい人などを想像することが多い。率先して人の嫌がることをしてくれたり、知らないことを教えてくれたり、物を貸…

技術者の現状 その2

前回 http://d.hatena.ne.jp/kazima/20100708 にて、現代の技術者はどういうものかを述べた。 もう少し補足して、予告した内容を書くこととする。技術者の売りはもちろん技術を持っていることにある。素人にはできないことをやってのけるからプロの技術者な…

技術者の現状 その1

鹿島勇は現在、世間的に技術者と呼ばれる職業に就いている。 かつて「技師」といえば、機械工作を専門に扱う職人に近い扱いであった。 ところが、電子工学の発展により「回路技術者」が生まれ、さらにソフトウェアを扱う必要性から「ソフトウェア技術者」と…

最近の研究活動その1

とはいっても今回はただの予告である。 現在の鹿島勇の業務は音声回路・ソフト設計であるため、業務上は研究と呼べることは何もしていない。 しかし、個人的に取り組んでいるテーマはあるにはあり、その目処はあと一歩で立つと思われる。 具体的にはスピーカ…