学問の小部屋

ここは学問の黒板です。

さて、ラーメンレポートの続き。

5件目、「ラーメン一○(いちまる)」
箕面高校近く、箕面駅の方へ少し行ったところにある店。
ラーメン店としては少し大きめで、あまりラーメン店らしくない外観をしている。
特に店として問題はなさそうではあるが、ラーメン店らしくはない。
さて、この店は醤油ラーメンと塩ラーメンがあり、僕は塩ラーメンを選択した。塩ラーメンといえば、味がシンプルな分差が出やすくて評価がつけやすいだろう。
スープの味そのものがあまりなく、薄いというよりはうまみが少ないという表現が正しいだろうか。少なくとも、もう一度食べたい味ではなかった。値段が高めなのも×。
店:良
塩ラーメン:不可

6件目、「来来亭
箕面市役所近く、ブックオフ向かい。滋賀県に本店があるというチェーン店で、名物は九条ねぎを山盛りにした「ねぎラーメン」。
一日20食限定らしい。訪ねたときは幸運にも(?)これを頼むことができた。店員には教育が行き届いているのか、注文を取りにきたときもさっと跪いて聞くなど、店としては好印象である。
肝心のラーメンは、注文を失敗したと思う。「濃い目で大盛り」を注文してしまったので、評価が大雑把になってしまいあまり信頼できるレポートとはならないだろう。
基本的にラーメンを注文するときは、何も考えず大盛りにするよりも、あとで替え玉にする方がよい。大盛りにすれば、一玉食べ終わる頃には残りは伸びてしまっているだろうし、スープを吸ってしまうので全くメリットがない。たくさん食べたいときは「替え玉」が鉄則である。

で、ラーメン本体の評価は・・・濃い目の醤油ラーメン、基礎体力はついている味。むやみに濃い味にしてしまったのは失敗ではあったが、スープ自体の味は悪くないと思う。ただ濃い目と注文すると辛すぎるので、標準の味付けがよかろう。それでも少し塩辛い傾向があるので、関東の人向けかもしれない。基本的に不必要な塩辛さはマイナスポイントである。
大盛りになっている九条ねぎは苦味もなく、以後九条ねぎファンになった。

店:優
ラーメン:良(少し甘めの評価)

7件目、「黒兵衛」
さて、真打登場である。箕面市役所隣り、休日は混雑する人気店。
店はきれいにしてあり店員も活気があり、店として非常に好印象である。以前celloを担いで入ったときはロッカーを貸してもらえたし、接客態度は非常によろしい。
席につくとまず出てくるのが、ざる一杯の刻みねぎ。つまり、ねぎ入れ放題である。近くにある来来亭がねぎを売りにしているのを意識して、「うちはねぎくらい無料ですよ」という意図なのだろうか。(多分違うね)
このねぎ、嬉しいのでついついラーメンに大量に入れてしまいがちではあるが、ねぎそのものは標準的な品質なのであまり大量に入れるとぴりぴりと辛くなってしまう。バランスが大事ということが実感できる。
また、ナムルと漬物(一種類、時々変わる)が取り放題で、野菜も取ることができる。
ラーメン本体は、基本の「くろとんラーメン」はとんこつ味、さらに醤油ダレや味噌を加えたラーメンもあり、どれも550円と安めな設定になっているのも嬉しい。
味は甘口のとんこつで、叉焼も甘めで柔らかく非常においしい。サイドメニューとしてオリジナル丼が充実しており、「豚まんま」(和風キムチの乗ったチャーシュー丼ねぎ乗せ)、「豚たまこ」(だし巻き卵の刻みが乗っチャーシュー丼ねぎ乗せ)、「たま(き)むち」(前者二点のダブル」、「かばたま」(蒲焼風たれの味付けチャーシュー丼に卵、ねぎ乗せ)があり、こちらも基本の叉焼がおいしいので非常によろしい。ランチタイムにはラーメンとセットで+150円(もしくはたまきちとかばたまは+200円)で食べられるので、くろとんラーメン+豚まんまのセットで700円がおすすめコースである。
禁煙ではないので、カウンターに座って(一人で行くから)隣の客が吸いだしたりすると香りが楽しめず、それは悲しい。
満足してレジを済ませようとすると、そこに紐つきあめが置いてありひとつ持ち帰ることもできる。このあめ、僕は個人的にとても好きで、口から紐をぶら下げて自転車に乗るのはあまりよろしくはないがつい頂いてしまう。この近辺のとんこつラーメンメインの店では最もお勧めできる店である。系列店として府内に「副将軍」「大名」などがある。
店:優
ラーメン:優
創作丼:優
値段:秀!