学問の小部屋

ここは学問の黒板です。

東京外食レポート2

今回はラーメンは一軒だけだったのでその他も含めて書こう。

  • ラーメン「ばくだん屋」

東京駅八重洲口地下”ラーメン激戦区〜東京編”の一角にあるばくだん屋というお店。辛みそとつけ麺がメインらしいので今回の選択は???だったよう。
というのは、旅行の帰り際に立ち寄ったためあまり辛いのもどうかと思い通常のラーメンを注文したわけで。
内容は、とんこつ半分鶏がら1/3、あとは魚介スープといういわゆる「ダブルスープ」。正直なところそんなに好きな味ではなかったし、なにより麺のコシを出すためにゆで時間が短く、かん水の臭いが抜けていないのがマイナス。元々入っているかん水の量からもゆで時間は決定されるものだから、もう少しコシ以外の要素も考えるべきではないだろうか。匂いというのは重要なファクターですよ。
あとは、チャーシューと味玉が申し訳程度に入っているだけで具は大したことはない。また、白髪ねぎが多く入っているため少し辛い感じがした。最終的に、普段は飲むスープなのに残してしまった。
東京の人間はああいった味が好きなのだろうか?ちくわぶを好む人間もいるらしいから、僕にはわからない世界である。

店:良(まあ問題なし)
ラーメン:不可(ちょっと僕にはわからない)

渋谷に立ち寄ったときに入店。中村屋といえばレトルトのパックが販売されており、こちらは大阪の自宅でも食べられる。以前食べたことがあり悪くはないけど本物はどうなんだろうと思っていたので、とりあえず入店した。
店の雰囲気は、どう見てもインドではなくイギリス風の内装なので???という感じがしたものの、日本のインドカレー店ではああいったこともよくあるのだろう。
さて肝心のカレーは・・・悪くはないとはいえ、レトルトと大した違いはない。量が多少大め(だったか?)で鶏肉が多く入っていたのが違った。あとは、好みの辛味スパイスと漬物があるくらいで・・・あれで1200円!?東京は物価が高いなあ。中村屋のカレーを食べたければレトルトでまず味見をすることをお勧めする。値段は1/3で済む。僕は中村屋よりもハチ食品から出ているレトルトの「インド風カレー」の方がよっぽど好きである。こちらは業務スーパーで売価74円。未だ、コストパフォーマンスでハチインド風カレーを超えるものを見たことがない。(高くても抜群にうまければCPRはよい)
客層はデパートに来た中年女性とったところなのかな?基本的にお金持ちだろうし、味がわかるかどうかわからんし。

店:優(きれいにしています)
カレー:可(コストパフォーマンス悪すぎ)

再び築地へも行ってきたため、前回の旅行で素晴らしかったうおがし丼かんのへと再び行ってきた。
今回は値段はあまり考えず、よさそうなものを頼もうと思って・・結局、中落ち丼でなく大とろ丼(1200円)を注文。味は新鮮な大とろを使っていて勿論合格点なものの、いかんせんボリュームが少ないので少し満足するには・・・むしろ日本では朝ごはんの量だろう。
実際のところ、大とろにする必然はなくてどちらかといえば僕は中落ち丼の方が好みであった。乗っている大とろの量とか、CPRを考えるとやっぱり中落ち丼(500円)の方が嬉しい。また、ここのしじみ汁は相変わらずおいしい。
今度はやはり中落ち丼にしよう。そのうちまた行くだろうし。

店:優(おばちゃんはいい感じだと思う)
大とろ丼:良(仕方ない部分はあるけどやっぱり高い)

我が心の友”ひぐっく”君に連れられ、銀座の多少高級な味噌カツ屋さんへ。
名古屋では有名な店らしく、その支店である。かなりオイシイということで、記念の意味も込めて入ってみた。店内は土地が高いためか多少狭い感じがしたものの東京ではよくある作り。
それから、デフォルトで水でなく冷たい緑茶が出てくるのは嬉しい。

さて、このお店では通常の味噌カツと、鹿児島産黒豚を使ったものがあり差別化が図られている。
値段は黒豚の方が一回り高く、僕は通常のわらじとんかつ(大き目のとんかつをわらじ一足のような感じに切ってあり、あたかも二枚のとんかつのよう)、ひぐっく君は「黒わらじ」を注文。わらじとんかつ定食は1680円、黒わらじ定食は2100円。
味噌タレは確かに味わいがあり、脂っこいとんかつに合わせるのは正解だろうとつくづく思う・・・ものの、当然カロリーを気にする人は食べたら十分運動しないと、と思うかもしれない。
さてこの味噌カツ、そんなに激甘ということもなく、八丁味噌を使ったいい感じの味付け。とんかつの方もとても柔らかくジューシーでたしかにグルメなひぐっく君推薦のことはある。
それから、ひぐっく君の提案により、一切れ交換して比べてみようということになった。素性としては黒わらじの方が優れているはずで、タレをつけなくても甘みがあるということだった。ところが、実際に味噌をつけて食べてみると味噌の甘みが支配的になって正直なところ差を感じない。味噌を使わないポークステーキなどの方がわかりやすいのではないだろうか。よって僕なら以後ここで黒豚を頼むことはしないだろう。

店:良
わらじとんかつ:優(この味ならCPRもとんとん)

さて、今回の旅行ではやはり神戸らんぷ亭は最高だったり、埼京線でアクロバットしたり、京王線で途方にくれたり、山手線で時間をつぶしたり、大江戸線で寝たりと盛り沢山であった。それから、非常に情けない事態に陥ったことがあったもののこれはあまりにも情けないので書かないでおこう。