落穂と呼ぶには大きすぎる
昨今話題になっている通り、現在入手しやすいMLCのSSDはJMicron製のコントローラが使われており、コイツの性能が非常に低いため本来のパフォーマンスが発揮できない状況となっている。
手元の恵安のSSDは実際ランダムライトが極端に遅くなる所謂プチフリーズが頻発している。
webブラウザを使う程度の負荷でも発生し困ることが多々あるので、正直買い物に失敗したと言わざるを得ない。
現在そのようなトラブルがないものはSLC以外ではOCZ Vertexだけらしく、既に品薄で競合製品がないため次回入荷は値上げとなるとか、安定動作が遠のくニュースばかりである。
おそらくは今年中にはそんな初歩的なハードルは乗り越えて安定したコントローラが供給されるようになるだろうが、ここまで情報化が進んだ世界では待ち時間が長く感じられてじれったいと思いがちである。
しかし、今年、来年はSSD業界にとって大きな変化が訪れるはずなので、動向を見守りつつ手元の不安定動作をさっさと追い払いたいところである。