学問の小部屋

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ギュスターブ・フローベール曰く

ギュスターブ・フロベール曰く、 - 学問の小部屋


に書いたように、「人はむなしく業績がすべて」。

昨日通知がきて、鹿島勇は第1級陸上無線技術士(通称一陸技) 国家資格試験に合格した。
適用分野は放送局を筆頭にして、携帯電話事業、自衛隊人工衛星事業、航空管制事業等である。

陸技は一年に夏と冬の2回試験があり、全4科目である。
夏の試験で一日目(無線工学の基礎、無線法規)の科目合格を頂き、冬の試験で二日目の残り二科目(無線工学A、無線工学B)に合格した。
残念ながら四科目一発合格とはならなかったが、基礎物理としての電磁気学は習得したとはいえ、電波工学について今まで習ったことなどなく、無線に全く関係ない仕事をしながら一からの勉強で取得したことは少しは自信になったし、何よりも楽しく勉強して知識を習得できたことが最大の実りであった。

試験問題は基礎知識があれば別に難しいものではなく、解答の選択肢だけで判断できる問題もあった。無線工学Aではマクスウェル方程式の穴埋め問題があった。こんなものは2秒で解ける。

それはともかく、これで自分の目標に対して少し前進することができた。
資格取得はひとつのゴールではあるが、同時にスタートである。その資格を以後の人生に活かしてこそ価値がある。そのことを忘れず、ゆくゆくは別の電気通信系資格も取得していきたいと思う。