学問の小部屋

ここは学問の黒板です。

今さっきNHKでやっていた番組から

老舗料亭の料理人のドキュメント。来店したアメリカ人夫婦への見事な対応を・・・というお話。

このアメリカ人、"野菜も魚も食べられない。肉料理だけにしてくれ"という。日本人ならば、こんな話を聞いたら普通はそんな人間はいないと答えるだろう。しかし今回はアメリカ人である。
体質的にダメなのか?アレルギーとか?と訝って見ていると、肉料理だけで懐石コースを作っていくなかで途中で”ポテトは食べられる”という情報が入ってくる。
何かと思ったら、好き嫌いで言っているだけであった。
そういうのは”食べられない”とは言わない。”食べたくない”のである。
さてそのアメリカ人男性が来店してみると、案の定丸々と太った大男。
どうもその男性については、はじめは来店を断ってステーキハウスなどへ行ってはどうかという提案をしたらしい。しかし奥さんの方が日本料理を食べたいということで受け入れた。

ここで思うのは、単に肉料理だけのコースというものはあってもよいだろうが、この男性はどこでもそんな注文をしているのだろうということである。栄養バランスなど全く考えない、食べたいものを食べる。当然身体が重くて運動などできないだろう。
・・・今回のドキュメントを観て残ったのは嫌悪感だけであった。

肥満と食事については、改めてちゃんと書くことにする。
今回はダメダメな人間のサンプルということで。