学問の小部屋

ここは学問の黒板です。

無意味に狭いエントランス・アプローチの改善

エントランス


我が家の出入口(エントランス・アプローチ)は、 敷地の角部分に一応自動車で出入りできる程度の幅を確保した形でしかなく、 かつて敷地内で出た残土がエントランスから入ったすぐ脇にぼた山となっているなど、 お世辞にも綺麗なアプローチにはなっていない。 アプローチがそのような状況では日々の通行にてよい気分にならない。 田舎で敷地が広い分、アプローチもそれなりに大規模に整える必要があるはずが、 エクステリアにまったく投資してこなかったので、 出入口はみすぼらしいままであった。
エントランスの間口はせいぜい2.5m程度しかなく、敷地内工事に出入りする車両の通行にも支障があるほどである(写真はエントランス脇の高木を切って改善後)。
まずはエントランス幅(最大で2トン車が入れる程度)しかないのをなんとかするべく、 入り口奥側脇のぼた山を重機で削り、土地をできるだけ平らにした。 その結果、4トン車でも十分進入可能な幅を確保することができた。 ただし、我が家の前の公道の幅が狭く、4トン車が通行すると対抗車両に対応できないので、通常通行は3トン車が限界のようである。

エントランスの片側は隣家の土地であり、弁天の祠が祀られており杉などの高木が茂っている。その反対側は水田が張り出してきており、排水用の側溝があるので車両の通行時には落下に気をつける必要がある。

そこで、側溝の上に余剰部材として放置されていたコンクリート二次製品の側溝用蓋板を運び、3トン車程度ならば側溝を踏んでもびくともしないように水田との橋渡しをした。側溝の端には集合枡があり、その部分にも蓋がなく大きく穴が開いていたので、市役所に連絡して金属製の蓋を設置依頼した。

花壇整備


ぼた山の一部は既存の大型植栽(桜、蘇鉄)を残して 花壇として再生する必要があったので、十分な車道幅を確保したのち、 盛土部分の縁の土留めとして一段のパイ風花壇ブロックをDIYで施行した。
その後花壇として整備した土地には、生垣のアカメガシ、中央に桜(楊貴妃)、背の低い蘇鉄、君が代蘭(ユッカ)を残し、細かな草花を植えることにした。

アプローチ整備

平らになった土地は土面むき出しでは雨天時にぬかるむので、 大きめの砂利を敷いて表面の水はけをよくした。ところ、歩行も車両通行も快適になった。コンクリート舗装などしなくても、5号や6号の砂利を厚く敷き均すだけで、雑草の発生を抑えて快適な路面を構築できる。