学問の小部屋

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ギュスターブ・フローベール曰く3

「人はむなしく業績がすべて」。

2009年秋季情報処理試験において、鹿島勇は応用情報技術者試験(AP,旧・情報一種、ソフ開)に合格した。

AP初回試験(春)は問題がひどく簡単だったのにまったく勉強しなかったおかげで5点足りず不合格となった。今回はそれなりに準備して臨んだが、問題がえらく難しくなっていた上に出題範囲がかなり広く用語すら知らない問題もあったことから、正直合格するとは思っていなかった。

敢えて勝因を分析するに、入手したソフトウェア開発技術者応用情報技術者の厚め(600p程度)の教科書を通読し、掲載問題は漏らさず解いたことであろう。
それでも守備範囲は十分ではなかったが、試験というのは満点でなくても合格点を取ればよいのであり、今回の実力では合格域には達していたということであろう。いずれ高度試験も受験するだろうから、そのときには各分野をさらに掘り下げていきたい。

なお、応用情報処理試験はコンピュータ関係のエンジニアに限らず、情報工学、経営工学に関連して理系の人間なら教養として知っておくべき知識が詰め込まれている。教科書を読む時間もとても面白く過ごすことができた。