学問の小部屋

ここは学問の黒板です。

落ち穂拾い

前回
http://d.hatena.ne.jp/kazima/20090125
にて記述した内容について、補足を書いておく。

  • ケース InWin-BK623

鉄板がかなり薄いため、使わないからといって5インチベイ用のフレームを外して軽量化すると途端に強度が弱くなる。フレームを外してもエアフローは変わらないので、使わなくても付けておいたほうがよい。白色のプラスチックフレームは、背の高いクーラー、ファンを取り付けると干渉するので取り外している。

  • UJ-120

巷で人気のスリムBDドライブを購入して外付けケースに入れたところ、給電用のUSB端子が2個分要る以外は快適に使用可能。使わないときは取り外せばよい。
出費7000円でBD再生も可能となった。

  • 恵安 K-SSD32S-VSM

ブートドライブに採用した安価なSSDである。
残念ながらスペックとしてはあまり高くないので、HDDに対して動作が快適になったわけではない。むしろ書き込みが遅いので以前よりも少々遅くなったようである。(これはRAID0にすればおそらく解決する)
アイドル時、ネット使用時程度であればデータドライブは動かないのでほぼ無音であり、そちらの快適さの方が重要である。将来的に徐々に性能、容量を上げていけばよい。

  • HIS HD4350 Silence 512MB DDR2

前回G/Bについて記載しなかった。
ファンレスのローエンドG/Bを導入している。鹿島勇の用途からしファンレスは必須で、当製品は性能はオフィス用途、地デジ鑑賞程度では十分であるが、ヒートシンクの高さが高く隣のPCIスロットに干渉してしまう。フルにPCIを使うには少々考え物である。地デジチューナーをより負荷の軽いものにできれば、オンボードの780Gでも用は足りるかもしれない。

  • E-MU 1616m Cardbus

2009年春にPCIe版の発売がアナウンスされている。1212mの方を購入して取り付ければ使い道の少ないPCIe x1スロットを有効活用できる。ただし、その頃には別の候補が出ている可能性もある。

  • DELL ADP-150BB B 12V 12.5A

DELL製の小型PC用ACアダプタで、150Wまで使えてファンレスにできるため使わない手はない。(PICO PSU用としてオークション等で売られている安物ACアダプタはトランス鳴きがある)
改造するときは、DC出力の+-を間違えないように+同士、-同士をハンダ付けして、リモートセンス配線が0Vになるとスイッチが入るためこれも-側にハンダ付けする。1本いらない配線が残るのでこれは切断してしまってよい。圧着端子等でしっかり固定して更にハンダすればより安心である。接合後は熱収縮チューブを被せて必ず絶縁を行う。出力のDC端子はPICO-PSUの説明書にあるように、EIAJの規格品なのでパーツ店でも通販でも簡単に手に入る。
もしこれを電源スペースに押し込むと3.5インチベイに干渉するので、普通の用途では入れるのは不可能である。よってよりコンパクトにまとめるには別の100Wくらいの電源を用意する必要がある。

というわけで、次の狙いは大容量HDDと工作用のスイッチング電源となりそうである。