学問の小部屋

ここは学問の黒板です。

ゆっくり更新を続けていく、ラーメンレポートの続き。

13件目 「餃子の王将」(箕面半町店)
書かないつもりだったが、せっかくなのでレポートしておこう。
うちの下宿から程近く、歩いて5分のところにある。
王将といえば、安かろう悪かろうの中華ファミリーレストラン・・・というイメージが定着しているのではないだろうか。
確かに一流の味を追求する店ではないが、「スガキヤ」などと同じく、存在価値のあるチェーン店と言えるだろう。廉価メニューの中でも、びっくりラーメンとは雲泥の差があるからだ。

王将ラーメンも何度か食べたとはいえ、実は記憶に残っていないので、ラーメン自体のレポートはしない。(おいしくない記憶だけはある)やはり王将はラーメン以外の中華料理を食べるところだろう。
店は大規模店舗で一階が駐車場となっており、なかなか広くて汚くもない。ただし、安い分客が多いのでそれでも一杯になってしまうこともあり、休日などは注意が必要。
料理は、王将らしく量が多めで安い価格設定なのは確かに嬉しいが、調子に乗って何品も頼めるものではないことは周知の事実だろう。通常のセットメニューにしても、普通なら半チャーハンのところが通常チャーハンだったり、皿うどん+天津飯といった無茶なセットも普通に出してくるのである。
味は、値段それなり以上の価値はあるが、絶対おすすめできるレベルではないだろう。
妙に胃にもたれるのは量だけではなく、使っている油の品質などが問題なのである。
実は僕は中華料理をつくるという趣味があったりして、まずは王将の味に追いつけ追い越せで奮闘していた時期があった。オイスターソースと粉がつおの使い方を知ってからは王将レベルはクリアしたものと思う。(一応外食の味ですし)

さて総合評価
店:良
料理:良(安いし、まずいわけでもなし)
チャーハン:可(うーん・・・)

14件目:ラーメン桂

石橋、某大学坂下交差点前にあるラーメン桂。明らかに学生がターゲットの店。
某大学に通う連中は、サークル帰りにこのあたりの定食屋などで食べるのが通例である。
さて、内容を見ていってみよう。
4月に入ったにしては、中はむわっと熱気が溢れていた。
夏になったらどうなるのだろう?という疑問を浮かべながら、くの字に曲がったカウンターの少し奥に腰掛ける。マンガが大量においてあるあたり、まさしく学生食堂である。
店は別に汚いわけでもないし、よしとしよう。(暑いのは?です)
さて、ラーメンである・・・
値段が450円と良心的なのは、学生向けだからに他ならず・・問題なのは、その味である。
今回、少し回りくどい雰囲気になっているのは、直球で批判するのは少し憚られるからである。某大学生の職を支えてくれているのだから、あまりきついことを書くのは気が引ける。しかし嘘もよくない。
麺は市販の袋入り麺と大して変わらず、少しいいかなというレベル。
チャーシューは薄めであまり味わいはなく、極め付けがそのスープで・・・とんこつベースのはずだが、あまり自己主張がない。何をやりたいのかわからないというか、市販スープに近いというか・・・要は、僕にはおいしくなかったのである。
僕はラーメンとミニチャーハンという普通に食べられるはずのセットを頼んだはずであるが、どういうわけか途中から食が進まなくなる。巡りを始めてから初めてラーメンを残そうかとも考えたが、完食主義のため無理して食べ終わると、残るのは倦怠感だけである。
決しておすすめできる店ではないが・・・坂下には存在していてほしい店であると、付け加えておこう。
店:良
ラーメン:不可
チャーハン:可(まあ、普通です)

坂下には僕のお気に入りの食堂もあるので、次回は初めから番外編で坂下の食堂について書いてみよう。